「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの作者J・K・ローリング(J.K. Rowling)が、同シリーズの終了後初めて執筆した手書きの著書が13日、ロンドン(London)の大手競売会社サザビーズでオークションに出品され、195万ポンド(約4億5000万円)で落札されました。落札者はロンドンの美術商。同社によると20世紀以降の現代作家の手書き作品としては史上最高額だそうです。
この著書は「The Tales Of Beedle The Bard(吟遊詩人ビードルの物語)」(約160ページ)と題されたおとぎ話集で、7冊のみ限定制作されました。7冊とも半透明のベラム紙にローリングが手で書きイラストをつけたもので、カバーは皮製でシルバーと月長石で飾られています。
7冊のうち6冊はハリー・ポッターの著書に関わった6人に贈られ、残る1冊のみが今回のオークションに出品されました。
収録されているのは、5つの魔法使いの物語。この物語は、「ハリー・ポッター」シリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝(Harry Potter And The Deathly Hallows)」の中で、魔法学校のアルバス・ダンブルドア(Albus Dumbledore)校長がポッターの友人であるハーマイオニー・グレンジャー(Hermione Granger)に残したものです。物語のうちの1つは最終巻にも登場するのですが、残りの4つは今回初めて披露されたもの。
オークションの収益は欧州の子どもたちを支援する慈善団体「The Children's Voice」に寄付されます。
7冊しか製作されていないこのおとぎ話集、世界中のハリー・ポッターファンならだれもがみんな読みたいと思っていることでしょう。
ローリングは今回の競売で著作権までは売らなかったようですから、いずれは彼女の権利でその復刻本を発行する計画があるのかもしれませんね。本当に近い将来に実現できるといいですね。
そして2008年7月に発行される最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」の翻訳本も楽しみです。
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